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2015年4月 5日 (日)

上西議員の「除籍・除名」に思う

「除名・除籍」という「処分」が出た上西議員だが、 橋下大阪市長とともに会見に出た時の表情に感じたのは「自信」である。

自分は何があっても大丈夫。
なにしろ隣に橋下さんが控えているのだから。
ピンチになっても橋下さんが何とかフォローしてくれるはず・・という。
当然ながら会見はそんな調子で進んで行く。
ところが、途中で「(デートと)見られても当然」などなど、彼女を擁護しているかと思いきや、攻撃しているともとれる言葉が投げかけられる。
それでも彼女は「大丈夫」だと思っていたと思う。
一方で、会見の中で私が気になったのは「父が毎日事務所に来ている」と語る場面であった。
「母」より「父」。
そして「父」に従属しているのではなくて、むしろ逆という力関係の中で生きているのだな、と思ったとき、彼女の「万能感」の源を見た気がした。
今時の31歳女子と比して彼女が特別幼いのか否かについては判断ができないが、学生時代から天神祭の「ギャルみこし」や「うちわ娘」、愛染祭のキャンペーンガールと「女子」であることが彼女の存在意義とほぼ同義語であったのだと思う。
しかし、世間はそれだけでは渡れない。上には上がいる。
「女子性」を武器にして生きることでの成功体験と、限界と挫折の先に、彼女は「政治業界」という、「そこそこ」でも過大に評価してくれる居場所を見つけたのに違いないのである。
ワタクシはそれを全面否定はしないし、ある種、よくがんばった!とも思う。
男性のスケベ心?の裏をかいて、議席をゲットするのは見方によっては「あっぱれ」でもある。
少なくともワタクシには出来ない(笑)
だが。
問題は「その後」なのである。
国会議員になって、何がやりたかったのだろうか。
自分が評価されたかった場所で、思い通り行かずに、この業界に来る、という人は少なくない。例えば野々村元兵庫県議もそのひとりかもしれない。
だが、やりたかったことがなかったとしても、当選すればあれこれ勉強の機会はあるし、その中で何かを感じ、自分の使命を見つけて「成長」することは出来るはずなのである。
「除籍・除名」の理由が、今回の騒動だけでなく、日常の行動にも問題があり、改善が見られないとのこと。
「もてあそんでいた」つもりが「もてあまされた」とはなんとも情けない。
しかしたぶん最後まで橋下さんに寄りかかり、信じていたであろう上西議員の姿は、性的役割分業がキツい日本社会の中でいまだ一部の女子が陥りやすい穴でもあるのだとも思う。  
橋下さんは「育て上げることができなかった」と言ったが、そういうことを言う男に限って「女の成長をさまたげる愛し方」(by『エースをねらえ』)しかできないタイプが多いのだということを上西さん以下我々女子は、肝に銘じなければならないのである。


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