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2015年7月 8日 (水)

無戸籍の子、経済難深刻、未就学は7人―文科省調査をうけて

「無戸籍の子、経済難深刻。未就学は7人」―文科省が無戸籍児に関する調査結果を公表した。

明日の朝刊にてコメントを出しているが、

まずは、未就学のまま30歳を越えた無戸籍当事者の生の声を聞き、「こんなことがあってはならない」と声を震えさせて、即対策に当たってくださった文部科学省の担当者の皆さんにお礼を申し上げたい。

その上で、 無戸籍児の未就学問題については

①把握し切れていない子どもが少なからずいるはず。彼らにいかにアクセスするか知恵を絞ってほしい

②未就学である、もしくはあった無戸籍児・無戸籍者全てに聞き取りを行い、なぜ就学出来なかったのか、もしくは何があれば就学出来たのかを検証してもらいたい

③未就学であった無戸籍者については、年齢を問わず全員の学力等の調査を行い、夜間中学への就学を希望する者には小学校卒業資格がなくても通学出来るようにすること。また中学卒業程度の学力のある者で夜間中学等での就学を希望しない者については、卒業資格相当のものを出し、高等学校卒程度認定試験に挑戦出来る道を拓いてほしい

④過去に無戸籍の子どもたちを指導した教員等への聞き取りを行い、指導上での注意点や指導体制等各学校で工夫した点等を、他校でもいつでも共有出来るようにすること

⑤経済的困難にさらされる無戸籍児は高校進学を諦めている場合が多い。返還不要の奨学金等について検討をしてほしい

⑥戸籍取得支援については現状では各法務局ではなく、法務省内のタスクフォースに情報集約を行い、弁護士会、民間団体と協力しながら知見の積み重ねを行うほうが効果的。 法務局で行う場合には専門家の養成等が必要。その場合それなりの予算措置を。

⑥については就学関係以外ではあるが、結局は無戸籍を解消しない限り、子どもたちの人生における過酷さ、成長のために必要である学びの機会opportunity を奪われていくという実情は解消されない。

一刻も早く全ての子が登録され、安心して日々を過ごすことができる日が来るのを願ってやまない。


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