« 川島なお美さんとその時代 | トップページ | アメリカで「次期総裁候補」の名乗りをあげた稲田朋美氏 »

2015年9月30日 (水)

「多様な」家族の絆を守れる制度に

「子どもが5人いる」と言うと、必ず返ってくるのが「表彰したい」という言葉である。
もちろん、表彰されたことも、優遇されたこともない(笑)

実際に多子を育てた実感としては、この国の少子化対策なるものは長らく「一人っ子以下政策」であったということだ。
ひとりを育てるだけでもやっと・・、という状態。
5人も産んだら、時に懲罰かと思うほど疲弊する。
子どもの数が増えれば、テマ・ヒマ・カネがスーパーのまとめ買いのように2割引、3割引と安くなるかと言ったら、残念ながらそうではない。

先日「自民党家族の絆を守る特命委員会」が取りまとめた「家族の絆を強くする税制についての提言」案では「夫婦控除」と「遺言控除」の導入が柱となっているが、いやいや、ズレているよね。
少々の経済的アドバンテージがあるだけでは人は結婚しないし、子どもも産まない。
単に子どもの数を増やしたいだけなら「ひとり産むごとに1000万円無利子で貸し出す。4人目産んだら全額返済しないでよし」としたら、爆発的に子どもは増えるだろう・・・って、これは「ナチスの手口」である。
それで親も子も幸せになるとはとても思えない。

婚姻の状況で経済的な縛りが出たり、親の婚姻の状況で、子どもにとってまで経済的有利不利まで決まるというのではたまったものではない。
子育てに「金がかからない」ことは大事だが、それは子どもが生長する段階で、学費や医療費が無料ということで担保されるべきなのだ。

作るべきは「『多様な』家族の絆を守る」制度なのである。
だからこそ、ワタクシは「家族制度」にこだわりながら市民活動・政治活動をしている身として、ここはしっかり言っていかねば、と思っている。


« 川島なお美さんとその時代 | トップページ | アメリカで「次期総裁候補」の名乗りをあげた稲田朋美氏 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。